18 January 2009

経験に勝るものなし

17日(土)晴れ  朝一番の高速バスに乗って下諏訪駅へ。年初に気づいたのだが、八ヶ岳に入るのに高速バスを使うと往復5300円で安い。ただし、バスとのアクセスが良い駅への発着がないのが難。今のところ良いと思っているのは下諏訪駅発着。下諏訪駅前の百貨店には温泉もあり便利。

下諏訪駅では、約1時間の時間待ちをコーヒーショップで本読みでやり過ごしてからJRに乗り継いで茅野へ。茅野駅ではバス乗り継ぎまで、TACカフェでキャラメルラテ(450円うまい!)で雑誌を読みながらまったり。今年2度目にお会いするオーナーのTACさんに「良く来るね」といわれる。めずらしい古本もお気に入り。もっと時間があれば本をじっくり眺めたいのだが。

美濃戸口着1時半。そろから、一人歩き(大体ひとり歩きは息をアゲ気味で)で赤岳鉱泉へ途中10分の休みをはさみ、3時半着。そんなに悪くないペースかな。アイスキャンディー(人工アイスクライミング氷壁)に大勢取り付いている。写真を撮ろうとカメラを出したら、動かなくなる。壊れたか、高所でも動くカメラでも八ツの寒さにやられたか‥。小屋は2食付9000円。チェックインするとオーナーの柳澤さんに「一人でも大丈夫だよ紹介してやる」と、アイスクライミングに毎週のように通っているという素敵な女性お二人とご挨拶。早速、モデルのように素敵なJちゃんに、外へ連れて行ってもらう。アックスはノミックス、靴は特注のアイゼンつきのものをはいていてかっこいい。聞けば、コンペの常連だとか。一方私は、コフラックのプラブーツに12本爪アイゼン。「はじめてですか?アイゼンはけますか?」と心配される。そういわれるほどのろのろと準備していたため。かなり落ち込む。

一番簡単という限定ルートに取り付くが、全く歯が立たず。意気消沈。パンプしてしまっているし、上手な方々の登りを見てイメージトレーニングすることに転向。常連は15人くらいだろうか。ルートセッターは、国際ガイドの江本悠慈氏。リーシュレスのアックスは使い慣れていないので、怖い。打ち込むというよりは、引っかかりに置いてクライミングするという感じ。ムーブとしては、フリーに近い。

小屋の食事は、ステーキなど豪華。うわさどおり。食後大部屋でうとうとしていると、Jちゃんが呼びにきてくれる。常連で飲むのでさそってくれたのだ。おいしいワインをご馳走になる。悠慈さんを囲んで、大いに盛り上がる。常連の中には、有名ガイドS氏の奥様もいらっしゃる。みなさんコンペの上位入賞者だそうだ。すごいところに来てしまった‥。まりさんは、ワンシーズンをカナダに住み込んでアイス修業をした方。コンペもでるけれど、リードが好きで本ちゃん志向という。最近はじめた方も数人いらっしゃるが、みな上手。聞いたらトレーニングは週3回クライミングジム通い、週末はアイス‥。それってすごい。それでも、みなさんアイスを本格的に始めたのは4年前くらいだそうだ。要は、集中してどれだけトレーニングをつめるか、というところなのかも。すごい。みなさん、はじめての私にいろいろと教えてくださり親切。

18日(日)晴れのち曇り  今日もアックスを小屋でレンタル。左右で500円。いろいろ試せるのがいい。マリさんのアドバイスで、ノミックスを希望するも既に貸し出していて使えず。使いいいとうわさのあるクオークを借りる。簡単な限定ルートからはじめるが、昨日今日と上手な人ののぼりを見ていたお陰か、なんとか上まで行くことができる。となりの限定なしルートを1本。また最初の簡単な限定を1本。難しそうな側のルートは気が引けたが、オーナーに「取り付くだけ取り付いてみな」と言われ。こわごわ取り付く。かなりムーブが難しいが、みんなの応援とアドバイスで、パンプしながらもなんとか上まで。これは自信がついた。天気が崩れそうになってきたので、予定よりも一本前のバスに乗るべく、みなに挨拶をして早速下山。下山は1時間半ぎりぎりで美濃戸着。1時56分発のバスで茅野、逆コースで上諏訪から新宿へ。新宿には8時30着。帰り際まりさんから「コンペでる?」と言われ「まさか!」と言ったものの、いい目標になるか、と思いなおしたりして。集中してコンペ対策をするだけでも、力がつくような気になってくる。単純。


今回は、冬山に行きなれておらず作業にもたつく自分にがっくり。山は頭で考えるより、なにより体で経験を積むしかないことを再認識。山で上達するには山に行くことなんだ。それから、みなさんのトレーニング談義は刺激的だった。見習わねば。

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