3 March 2009

勝間和代さんセミナー1

2月26日(木)雨 会社を定時で上がり、勝間和代さん「人生戦略ゼミ」の行われる九段下へ。勝間さんの本はほとんど読破し、大きな声ではいえないが勝間さんのマーケティング戦略にすっかりはまったカツマーの一人であるので、ファンとしては、やはり生の講義を聴くのは非常に興味がある。雨の中だというのに、ちょっとうきうき気分で会場へ。

九段下の裏通りにはなかなか面白い店があり、オリジナルのアウトドア用バッグの店などに立ち寄ったり、飲み屋のメニューを見たりしながら進む。あまり早く到着しても手持ち無沙汰なので、10分前に受付。テキストと勝間さんサイン入りノートを渡され会場へ入る。会場は100人ほどが入れる大きさで、前の席は既にぎっちりと埋まっているので、後ろ通路側ドアに近い席を確保。まわりを見ると、30代が半数以上だろうか。ほか3割程度の年齢層の幅は大きい印象。男女差も半々くらいか。

今回の「人生戦略ゼミ」は4回シリーズで行われ、ご本人が最も影響を受けた本として著書で紹介し、また翻訳出版しているフィリップ・マグロー著「史上最強の人生戦略」をテーマに、講義を行うもの。読む側(受動)から一歩踏み込んで行動する側(能動)へ高めようという狙いがある。私が想像するに、勝間さんは現在の日本に危機感を持っていて、政治の諮問機関などに関与し日本を変えようとするのと同時に、このような企画を通じて底上げをしようといった意図があるのではないだろうか。勝間さんの著書には、常に高度で実践的な方法論が述べられると同時に、その根底をなす思想的な部分が語られている。その両方が共存しているところが私は好きなのだが、ともすると、新手の宗教チックな熱狂を呼んでしまうかもしれない。それでも私は好き。そこにはファシズムは感じられないし、逆に、『自立すること』が根底のテーマに常にあるからなのだが(だから初期の著書「インディーでいこう」は象徴的です)。

しかし、講義は厳しいものが。第一回は「気づきについて」ということで、自分自身の抱える問題点をあぶりだす作業を行うというもの。勝間さんはコンサルタント時代に「問題の抽出に8割の労力を割く」ように教えられてきたそうで、つまり、問題抽出ができれば、そこから解決策を導きだすことができるという考えのようだ。しかし、本にも書かれているように、人間は問題点を認めないか、辛すぎて避けようとする性質があるのであって、問題を明らかにせよと言われてもこれは難しい作業。そこで、勝間さんお得意のフレームワークが登場するのだが、MECEに分解し、もれや重なりがなく、小さな問題に分割して分析ができるように、独自のワークシートを用意して下さっているのであった。

講義の合間に、自分自身の問題を解く時間が与えられるのだが、となりの男性はすらすらと沢山問題点を書いている一方、私はほとんど頭の中は真っ白になってしまい、数えるほどしかでてこないのだった。「こんなところじゃ恥ずかしくて書けない」といった、ひねくれた心も‥。それで、これらの問題抽出作業はさらに自分自身で深めるよう、全員の宿題となった。

問題点を知るというのは、こんなに難しいものなんですね。そこから、全てが始まるというのに。

No comments: