14 April 2009

4月5日~11日の覚書

5日(日)晴れ 「ストップ温暖化コンペ」が行われている六合のアイスエクストリームへ行こうと考えていたのだが、ここ数日のあれやこれやで気力切れ。プチうつのひきこもりとなる。

6日(月)晴れ 朝から大きめのボリュームでサルサを流し気分を上げる。以前、仲の良い友達がサルサにはまっていたときは「なんで?」と思っていたが、今なら良さがわかる。2子の母となり子どもたちも小学生となった彼女だが、さそったら一緒にサルサを聞きに行ってくれるだろうか。会社の技術サービススタッフで、一時はプロ転向を考えたこともあるというサーファーの同僚と立ち話。彼曰く、景気が悪い状況の中で、訪問先の会社はどこもみな大変だ。客先の話を聞いていると嫌がらせとしか思えないような人事異動もあり、ある客先担当者は辞表をだした。状況が悪くなると、どの会社でも内部にあった膿が噴出する。こういうときこそ、まわりに惑わされず仕事に忠実に生きるしかない。そうしなければ、心が折れる。折れそうになったら、自然の中で体を動かすのが一番。「でも、心が折れていると山に行く気力もなくなるんだよね」といったら、「あるある、そういうときは仲間を誘って海を見ながらビール飲んでるうちに気が晴れるもんだよ。海でよければいつでも声かけてよ!」と。こういう仲間は大事にしないといけない。

7日(火)曇りときどき雨 お茶の稽古。台天目と茶筅飾り。お茶の世界というのは未だによくわからないのだが、私が教えを請う先生は助教授の資格を持ち、さらに業躰(ぎょうてい)というお家元の内弟子にあたる先生に師事されている。お手前の基本は変わらないものの細部はそのときのお家元の意見などで刻々と変化するものらしい。茶杓の扱い方なども「数年前はこうだったのだけど、今はね」というものがけっこうあるので、それらをアップデートする、という意味もあるのだろうか。今日も、台天目の復習を兼ねた稽古。業躰稽古の後で入った変更箇所がいくつか。裏千家のホームページを検索してたまたま見つけた教室なのだが、偶然にも先生は某有名女子大ワンダーフォーゲル部出身の方であった。共通の知人もあり、その縁の深さに、途中でやめるわけにはいかない覚悟をして現在に続いているのである。

8日(水)晴れ 八ヶ岳のアイスクライミングで出会ったAさんからジムのお誘い。Aさんのクライミングに対する情熱はすばらしく、週3回はジムに行っているらしい。私の希望で水曜日としてもらったが、実はAさんは火曜日にもジムに行っていたことが後で判明。今回は二人とも久しぶりのPUMP1へ。私は、久しぶりにリードルートが登れるというだけで、うきうきである。ウォーミングアップを5.8から始めて徐々にグレードを上げていく。リードはやっぱり楽しい。なんといってもビレイをしてもらえるのは本当に有難い。Aさんは歳も近く生活環境もなんだか近い。おそらく、けっこう自分の裁量で時間を使える環境の人であるとお見受けするので、良いジム友になれそうだ。クライミングに対する情熱は彼女には敵わないが、しばらくは、後ろをついていくことにしようと思う。

9日(木)晴れ 大好きな編集者のF姉さんからお誘い。尊敬する山の大先輩でカメラウーマンのSさんが早期で職場を引退されたお祝いの会をしましょう、とのこと。大喜びで参加させていただく。F姉さんは年上の先輩には失礼かもしれないのだが「愛すべき」と形容詞を付けたくなるほど魅力的で、キュートな容貌とは裏腹に歯に衣着せぬ辛口でも愛情溢れる物言いがなんとも素敵。Sさんは、美人であるだけでなくすごい山の実力をお持ちで実力派岳人の筆頭に上げられる数少ない女性の大先輩である。当日も、数日前に行かれた秋田でのスキーツアーの美しいスライドを持ってきてくださった。最近心に残った山行は、火打山の隣にある焼山でのスキー滑降とのこと。噴火の影響で長く登山が禁止されていたのだそうで、あまりトレースはされていないようだ。念入りな情報収集と調査の上で積み上げられる登山を拝見していると、日本の中にあってもオリジナルなラインの可能性があることを考えさせられる。年齢を考え、先を見て逆算したうえで決心した今回の退職であると伺ったが、女性の大先輩が新たなロールモデルを開拓してくださるのは、後進の女性にとってどんなに心強いことか。社会学者の上野千鶴子が著書の中で「年齢を重ねる」ことを真っ向から語った事例は少ないと書いていたが、山においてもそうなのではないだろうか。

10日(金)晴れ 今回はAさんのホームジムであるTウォール錦糸町へ。遠い昔来たことがあるが、随分とおしゃれに変身していてびっくり。「随分昔に来たことがあるのですが」と会員カードを出すと、「おおお!」と、受付の若いスタッフが覗き込んでくる。「こんなカードは見たことがない」のだそうで、「自分がクライミングをはじめるずっと前のもの」なのだそうだ。とほほ。早速最近のカードに作り変えられてしまった。更衣室も、トイレも、ボルダーエリアもリードエリアも、きれい。見てまわるだけでも面白い。Aさんはいつも一緒に登っているというお仲間2人と既に登り込んでいた。早速、一緒に登らせてもらう。10の前半から。情けないが10cのルートで既にムーブの組み立てが難しく、Aさんのお仲間の方々からも有益なアドバイスをいただきながら、なんとか上まで。Aさんのお仲間はみなさん経験豊かな方々で、アドバイスも上手。次回はRPだね、と言われちゃ、また行かないわけにはいきません。

11日(土)晴れ 翌週に迫った実家の引越しの手伝いへ。引越しは業者にパッキングまで含んでお願いしているので、今日の目的はとにかく「捨てる」こと。自分も引越しで苦労したが、当事者というのは、なかなか捨てる決断ができないものである。第三者である私が率先して捨て役に徹する。妹は今回の引越しで親の手となり足となり大活躍なのだが、やさしさと細やかさが仇になり、捨て役にはいまひとつ。モノをモノとしてドライに扱える私は、自分でいうのもなんだが捨て役には適任である。私がある程度判断したうえで確認しながら作業すると、なかなかのスピードでモノが少なくなっていった。こういうときは、それぞれの得意な部分で分業をするのが効率的でよい。

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