2 October 2009

机上講習

2日(金)雨のち曇り 明け方から大雨。それは驚くほどの勢いで、通過してきた西海岸の森は熱帯雨林(Rain Forest)と言われにわかに理解ができなかった謎が解けた。西からの低気圧がニュージーランドの南アルプスの高山にあたり大量の雨を降らせるのだ。驚くべき気象環境。午前中は今回の天気予報をインターネットから引き出して、天気についての机上講習。南半球は高気圧の吹き出しが時計とは反対でそれは北半球とも反対。ニュージーランドの天気の変化のパターンや、低気圧や高気圧の現れ方、気象の基本から応用までざっと習うことができた。昨日、夜にパブで(今回の講師、講習生とも英国出身で夜はパブで一杯なのだ)話を聞いていておどろいたのは、なんとニュージーランドでは氷河が発達しているのだという。「反対じゃないの?北半球のどこも氷河が退行しているのに」というと、フォックスグレーシャーやタスマングレーシャーは間違いなく発達しているのだそうだ。驚いた。昼前にアンカーシステムの作り方について実習。基本なんだから知ってるつもりだったが、流動分散をしたら、これじゃだめだと。流動分散、かつ、オーバーハンドなどで固定しアンカーを作るのが今は主流で、アイスクライミングなどで不安定な支点の場合はやむなく私が使っていたような流動分散を使用することもあるらしい。しかし、このシステムは考えなくてもさっとできるので、しばらく新しいシステムに慣れるまでは、苦労しそう。とにかく、今日だけでも何度も練習をした。一番いい方法は?と聞くと、とにかく、状況に合わせ(カラビナやシュリンゲの数、ルートの形状など)臨機応変にEquiloaded and Independentなシステムを作ること、これ、という形ではない、と言われてしまった。ううむ。昼は、気分転換に外のレストランへ車で移動。草原の中にぽっと佇むおしゃれなレストランで感激。チキンのパニーニとカフェラテ。天候が好転してくる兆しが見えたので、みんなで、ヘリのオフィスへ確認しにいくと、明日は飛びそうだと。国立公園の事務所で地図を購入。午後はクレバスの自己脱出の訓練(2回からロープを下ろして)。宿はバックパッカーなので、基本は自炊。老若男女、自由に旅をしている人たちが集まってキッチンをシェアする。これから、夕飯づくり。明日の朝のヘリを祈ってっ準備。

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