10 January 2011

韓国クライミングトリップ前半編

1月8日(土) 午後の羽田→金浦便でケイさんとソウルへ移動。メインイベントであるKorea Winter Climbers Meetingは14日夜~16日なのだが、一足先に韓国へ入り遊ぼうということになった。

08~10日 ケイさんと私の友達たちとクライミング
11~14日 アマノさんマリさんと合流しクライミング
15~16日 Climbers Meetingに参加
という計画だ。

8日はケイさんの古くからの友達である申さんが空港にピックアップに来て下さった。仕事で日本とやりとりしているということで日本語がとてもうまく、また、日本人の心情を良く理解してくださる、洗練されたセンスを持った方だった。前半3日間は、申さんのSWONのマンションにお世話になる予定。美しい奥様、お嬢さんと息子さんの4人家族。私たちふたりは息子さんの部屋を占領して恐縮。居心地の良さに感謝。

1月9日(日) 晴れ 5時に起床し、餃子入りのうどんをいただく。申さんの車で北朝鮮との国境に近い華川の人工氷壁へ。場所的に政治的な危険ははないのかと質問するが、申さんは大丈夫ですよ、と。お嬢さんと彼氏もデートを兼ねて一緒にドライブ。
人工氷壁は、車道を下りて2分の場所にある。車道には長期で滞在している人たちのテントが並ぶ。高さ約60メートル。裏側に登山道があり、トップロープを張ることができる。70m×2本でTR。週末は、人が多いので注意が必要。朝一番にケイさん、私で一本ずつ登ったが、落氷の多く怖いので休憩。
休憩中は申さんのお仲間であるハムさんが長期滞在で張っている10人くらい入れそうな大型テントで暖をとる。人が入れ替わり立ち替わり、都度いろいろな料理を食べさせてくれる。焼き肉、キムチ、スープ、豆ご飯、ナムルなどなど。ハム先生は山岳思想に見識のある方。ケイさんの生き方、登山に興味を持っていてしきりに「アルピニズムをどう考えるか」について質問している。対して、堂々と自分の意見を述べるケイさんはさすが。聞くと、ピオレドールの受賞や審査員として行ったフランスでいろいろな人からアルピニズムについての質問を受け考えざるを得なかったのだという。ケイさんにとって、アルピニズムとは生き方そのものを表現したものであるようだ。
午後も人が多く、すだれ状にロープが張られており、ひっきりなしに氷が落ちてくる。怖いので申さん、ケイさんと3人で村の散策に出かけることにした。途中昔ながらの韓国式建築の大きな家があり、のぞいていたら中に入っていいですよ、と。真ん中にオンドルの大きな広間、取り囲むようにキッチン、ベッドルームが配置され平屋構造の家。なんと、4000万円かけて建てたそうだ。

夕方人が少なくなってから、各自一本ずつ登る。満足して終了。

夜は、申さんの奥さんが用意してくださったしゃぶしゃぶをいただく。美味しくて食べ過ぎてしまう。明らかにカロリー消費量より摂取量が勝っている。

1月10日(月) エリートサラリーマンである申さんは出社のため、私の友達で田さんとクライミング。待ち合わせ場所まで、バスで移動。11時にソウル市内で、田さんと、田さんの知人で以前にもご一緒したことのある税理士の姜さんと合流。江川にある自然の氷曝、九曲瀑布へ。九曲瀑布は、トワンソン瀑布を登るためのトレーニングの場として昔から登られているのだという。昔は、九曲を連続して5回登ることができれば、トワンソンに行けると言われたそうだ。
ソウルから1時間半ほどのドライブで江川着。スンドゥプの定食を食べてから移動し、公園の入り口から約15分ほど歩くと、九曲の氷に到着。50mほどの氷曝で、120mロープで田さんがTRをセットしてくれた。ひとり2回ずつ登る。人工氷壁に比べて氷がしっかりとしていて、快適に楽しめた。
田さんからとなりで登っていた英語の上手な女性を紹介してもらう。なんと、ヨガティーチャーが本業なのだそう。スタジオを自分で経営していて、4年前からアイスクライミングを始めたのだそうだ。「スタジオで生徒に『恐怖心を捨てて』と声をかけるのだけれど、アイスクライミングをはじめてから恐怖心を捨てることがどういうことかを実感するようになったの」と。80人の生徒を相手に教えていたけれど、疑問を持ち、去年からマンツーマンのセッションのみ教えることにシフトしたのだとか。

ほか、となりに登っていた男性は手づくり自作アックス!
夜は、サムゲタンが食べたいというケイさんの意向でソウルで有名なサムゲタンの店へ。大きな朝鮮ニンジンが入っていて美味。隣で登っていたヨガティーチャーとそのパートナーの方、編集者の伊さん、ケイさんがフランスで出会った李さん(たまたま田さんと友人だった!)で宴会。
バスとタクシーを乗り継いで申さんのお家に到着したのは22:30頃。申さんにお願いして銭湯を教えてもらい、ケイさんとふたりで念願のアカスリ(22000ウォン)に行って、1時頃就寝。

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